CAMOUFLAGEKIMONO
境界を越える模様
カモフラージュと着物から生まれたCAMONO。流れる線と、輪郭を崩すかたちという、つながりのあるふたつの方向を探ります。どちらも、柄が周囲との関わりをどう変えるかという関心から始まります。
迷彩は出発点。森の色から意外な配色へ、角張ったブロックから有機的なかたちへ。その視覚言語を、自分らしさの表現へと広げます。

輪郭を崩すかたちから、流れる線へ
迷彩は輪郭を崩し、流れる線は表面に視線を導きます。この動きへの関心が、NAGAREを日本の墨流しへとつなぎます。水面を漂う墨の輪郭から着想を得て、デジタルのパターンを生み出します。
数理のルールが柄をつくり、色、スケール、素材がその表情をつくります。伝統的な手仕事の墨流し染めではなく、デジタルによる解釈です。
流れと重なり
連続と分離。それが、私たちのふたつの数学的な発想です。NAGAREは連続関数に、KASANEは離散的なかたちと、その重なりや関係に着想を得ています。KASANEという名前には「重ね」のイメージを込めています。曲線が色面になり、角張ったかたちが流れを感じさせることもあります。柄のいちばん強い個性を手がかりに、それぞれのシリーズへ。ふたつが交わる余地も残しています。
